自作ポタアンのコンデンサ交換 [工作]
秋月電子通商の自作ポータブルアンプK-03741。
¥6,480の激安価格で音質がぐぐっと向上するので愛用しています。
ラジオライフ8月号にコンデンサ交換の交換記事が載っていましたので試してみました。
ポータブルヘッドフォンアンプK-03741
オリジナルでもルビコン製のコンデンサで良い音です。
東信工業、Jovialの電解コンデンサ(16V、1,000μF)オンキョーと共同開発されたらしいです。
千石電商さんで¥158/個でした。
元のコンデンサの半田を外します。
新しい方のコンデンサの方がちょっと大きくて重いです。
プラスマイナスを間違えないよう半田付けします。
完成~。特に高音域がクリアになった気がします。
iPodとの接続にはドックケーブルが必須です。私はフィーオのを使っていますが、一度使うとアナログ接続には戻れません。
千円弱で楽しめて良かったです。 (*^^)v
iPod nano 2G バッテリー交換 [工作]
愛用のiPod nano、 もう3年位つかってて大分バッテリーの持ちが悪くなってきました。
Youtubeを見たらいとも簡単に交換してたので、自力交換にチャレンジしました。
通販でバッテリーを購入。二千円弱でした。
バッテリーとこじ開け用のプラ棒が付いてました。
英文の説明書が付いていますが、何の参考にもならない程度。
よく見たらiPodの機種も違っているみたいです。
おそるおそる天板を剥がしてみました。
底板も剥がして固定ねじを外していきます。
イヤフォンジャックも外して、
ありゃー。やっちまった~。
見えない位置にあるコネクタがしっかり外せてなかったので、
フレキシブル基盤をちぎってしまいました。
(;_:)もっと慎重にすべきだった~。
二週間後です。海外通販で頼んだクリックホイールの部品が届きました。
これだけで¥2,400.-の出費をしてしまいました。
クリックホイールから出ているフレキシブル基盤ごと交換します。
バッテリーの方ははんだを外してまた取りつけます。
ちょっと細かくて大変。
クリックホイールの部品を付け直しました。
ここの接着は両面テープで行われています。
ここまで完了。元に戻すのもきつくて大変でした。
元々はYoutubeで簡単に交換しているのを見て自分でやろうと思った訳ですが、
とてもじゃないがあんな簡単にはいかないです。
アップルの交換サービスで¥6,800.-だし、自分での交換は絶対お勧めしませんです。
Canon A-1シャッター鳴き修理 [工作]
ひさびさに銀塩カメラ Canon A-1を取り出してシャッターを切ってみたら、
「カシャ・チュイィィ-ン。」とものの見事に鳴いています。
どうやらCanon AE-1、A-1に共通の劣化症状らしいです。
ググって調べてみました。シャッター鳴きはオイル注入で修理する様です。
こちらのHPを参考にさせて頂きました。↓
クラカメ、オールドレンズの作例紹介ページ
ついでに劣化したモルトも交換します。
Canonさんででやってもらえば確実なんですけど、¥2万位かかるのと、
この先銀塩カメラの稼動率って、私の場合は殆どゼロと思われたので自力回復することとしました。
カメラのオイル「ラウナ#40」ってすんごく高いです。10mlで¥1,200でした。
先ずはモルトの交換です。古いモルトを剥がします。
エチルアルコールで拭いたら、軍艦部の塗装がちょろっと剥げたので爪楊枝で擦り取りました。
裏蓋は1.5mm厚を1mm幅で切ったものを、ミラー部分は3mm厚を2.5mm×40mmに切りました。
1mmの幅は合わせるのが難しいので1mm幅のマスキングテープを横に置いて目測で同じくらいの幅に切りました。
後から計ると丁度良い幅になってました。この辺は肉眼の方が精度が良いみたいです。
裏蓋を開けて注油。
目的のギアを見誤ったので余分に注油する羽目になってしまいました。
極寒の地等に行かないのであれば、グリスの方が注し過ぎず扱いやすいと思いました。
じゃ~ん。おそるおそるでしたが、ついに修理完了しました。
鳴きが直って「シャキ~ン。」とシャッターが落ちるようになったのは気持ちが良いです。
しかし、このf1.4のレンズを見ているとうっとりします。
また銀塩を撮ってみようか。と言う衝動に駆られます。
デジタルセンサだけの裏蓋があれば、またすんごく活躍できる資産かと思いました。
どこかのメーカーがこんな夢の裏蓋を発売してくれたらいいのに。
学研プレミアム蓄音機 [工作]
ネットで調べものをしていたら、検索結果の中のSPレコードに目が留まりました。
そういえば昔、「とんがり帽子の時計台」が聞きたくて販売してる店を探した事があったな。
と思い出しつつ、家に帰ってから色々SPレコードと蓄音機を検索してみました。
「とんがり帽子の時計台」はゲットできませんでしたが、
色んなSPレコードは結構安価で簡単に買えます。
でも、再生に使う蓄音機は状態の良いのを探すと結構高いです。
元からそんなに良い音を期待していないし、この価格なら試してはずれでも諦めが付くかと思い、
取り敢えず聞くだけ。を目的に、学研の「プレミアム蓄音機」を買ってみました。
ネットで探して¥5,980.-で買いました。中身はこんな感じで結構部品が多いです。
大正・昭和っぽい雰囲気で畳の上で撮影してみました。
実はこれが届く前は、黒を光沢で塗装して高級感を出してやろうかと計画していたのですが、
コーンの部分なんかは柔らかい素材を丸めてセロファンテープで止めるだけの構造で「がっかり」です。
これでは再加工して高級感を出せそうにもないです。まあ、低コストに抑える為にはしようが無いか。
組み立て中です。
超簡単にできてしまって物足りないです。
学研さん、もうすこし改良できる余地も残しておいて欲しかったです。
コーンは目立つところなので、別売りでもっとお金を出しても良いので一体感のあるのを作って欲しいです。
あっと言う間に出来上がり。
SPレコードは竹の針を一回再生毎にカットして尖らせます。
ネットでみてると、竹針カッターでも4-5万円で取引されているのもあるみたいです。
どこが違うんでしょうか。
ちなみに鉄の針でも一回再生毎に一本交換で、結構コストがかかります。
安価な鉄針でも一回¥10円くらいの再生コストではないでしょうか。
iPodなどとはまったく違ってて昔は音楽を聴くのにものすごく対価を払っていたみたいです。
レコードを載せました。針を載せる緊張感はすごく久々の体験です。
ぜんまいを巻いてスイッチオン!
やった~。すんげーいい感じで鳴っています。
なんと言うか音が柔らかな感じ。または空気を直接震わせているって感覚。
で非常にgoodです。
そろそろ暑くなってきたので、夜には窓を開けてビールを飲みつつ、昭和歌謡を鑑賞してみようかと思います。
時計用ツールを買ってみた。 [工作]
時計用ツールを買いました。
私は細かい作業をする時はこんなヘッドルーペを使ってます。
汗でずり落ちないようにガーゼを巻いてますが、バーゲンで買った安物です。
クルマはかくして作られる―いかにして自動車の部品は設計され生産されているのか (別冊CG)
- 作者: 福野 礼一郎
- 出版社/メーカー: 二玄社
- 発売日: 2001/04
- メディア: 大型本
ある日こんな本を読んでいたら、評論家の福野先生は本革シートなどのチェックに、
いつもポケットに「傷見」を忍ばせて使っている。と書いてある。
「キズミ」。時計屋さんなどが目にはめているルーペ。
おおそういえばそんなのも欲しい。早速ネットでチェックしてみたら、あるある。
ちょっと前にレンズを分解してみた時は工具が無くて結構苦労しました。
カニ目レンチなんか欲しかったんですが、カメラ用工具はあっても高くて買えない。
でも不思議な事に時計用のツールは安いのがあちこちにある。
キズミも一緒に入ったセットを買ってしまおう。
ということで定価¥12,800が¥1,980になってたのを買いました。安~い。でも低品質。
(箱の外のこじ開けなんかは前から持ってたもの。)
セットについてたブロアは詰まってたので、ばこばこ10回ほど握ったら真っ二つに割れてしまいました。
この蝶ねじなんかも、すげーキュートとしか言いようが無いです。
ロビンソンクルーソーが何も無い無人島で一生懸命努力して作った様な出来に涙。
「安物買いの銭失い。」そのものです。